・じだんだを踏む
地団駄=ジタタラ(地踏鞴)の転。鞴=ふいごう=革製の袋状の簡易送風器。
意味は「怒りもがいて、また悔しがって激しく地面を踏むさま」のようです。
この『幼児衝動的行為』を江戸時代風に表現する変なワビサビは、まさに
日本語美学。
今回の言葉をひも解く内に出会った「ふいごう」という摩訶不思議な単語。
アンティークショップにでも無いかと、思わずお目にかかりたくなる
革製扇風機。さらに「ふいごう」とタイプして一発変換すると出てくる
「鞴」という難解な文字。
マーベラスなこの漢字を開発した名士のナゾナゾごっこに
思わず引き込まれてしまいました。
まさに、謎多き日本語の不思議ワールド・・・